こんにちは。tokuです。
今回は基本情報技術者試験(FE)を受験したので、試験結果、勉強方法、及び、反省点を報告いたします。
社会人で、かつ、短期間の勉強で資格取得したい方には是非本記事を読んでより効率的な勉強法をしていただきたいです。
1.試験結果
合格条件は科目A、科目Bの両科目で評価点1000点中600点以上取ることです。私の試験結果としてはそこまで余裕がないですが、科目A:665点、科目B:765点でした。
2.まず全範囲をざっくり勉強しよう。
基本情報技術者試験は、論理数学、ハードウェア、ソフトウェア、情報セキュリティ、企業活動、経営戦略等々多岐に渡ります。そのため、最初から一つ一つの分野を時間をかけて勉強しようとすると終わりが見えずにモチベーションが低下したり、ある分野を勉強している間に一つ前の分野を忘れてしまい分野同士の繋がりが見えにくくなったりと非効率になってしまうことがあります。
私は試験全体をざっくり学習するために映像授業を選択しました。
私の会社では、自己啓発のため社員にschooのアカウントが付与されていたため、こちらを無料で利用しました。特にIT関係の企業であれば情報系資格の無料の対策授業が受けられるかもしれません。schooの場合は50分程度の授業が計16個用意されていたので、1日1~2講義程度視聴し講義内容をレポートにまとめて適宜復習していました。大体10日程度で全講義学習することが出来ました。
映像授業が利用できない場合はYoutubeの解説動画や情報量が少なく短期間で読めるような本で代用できるかもしれません。

3.本で各分野の詳細を学ぼう。
全体感がざっくりつかめたら少しページ数の多い本を読んでみましょう。全体感が分かっているので比較的すらすら読めると思います。足りない知識を補うイメージで2日程度で読み進めていきましょう。
私の場合はキタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和07年という参考書を使いました。800ページ程度あるもののイラストが多く楽しんで読むことが出来ました。
4.過去問を解こう。
映像授業や本で知識を蓄えた後は実際の試験問題を解いて試験問題に慣れたり、自信をつけたりしましょう。
試験を主催している独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)のホームページから試験に関する情報や過去問題等にアクセスできます。CBT試験に移行した令和5年度からは過去問題は公開されておらず、問題例を公開しています。
私が過去問を解く際に主に使ったおすすめなサイトは基本情報技術者試験受験者に有名な基本情報技術者試験ドットコム(通称:過去問道場)です。
こちらのサイトではスマホで隙間時間に過去問を解くことができ、1問ごとの採点・解説や特定の分野のみの問題出題など様々な機能が利用できます。是非活用してみてください。
5.試験の反省点
試験受験後の反省点として下記の2つあります。
①科目B試験について
試験勉強時に科目B試験の過去問をほとんど解くことができなかったため気が付かなかったのですが、問題の順序と問題難易度は関係なさそうです。時間がかかりそうと感じたら次の問題に移り、時間が余ったら解くようにしましょう。
②休憩時間の使い方
こちらはCBT試験に共通することかもしれません。試験勉強の疲れが溜まっていたこともあり、試験を最短で終わらせることを考えていました。そのため、科目Aの後の休憩時間を即終了させ科目Bに移りました。その結果科目Bの最中にのどが渇き、お手洗いに行きたいという最悪の状況になってしまいました。休憩に入ったら取りあえず水分を取ったりお手洗いに行ってみると良いと思います。
6.最後に
今回2週間で資格取得しましたが、働きながらということもあり肉体的、精神的な疲れが大きかったように思います。結局勉強時間30時間程度で受験することになり、もっと深く勉強したかったという思いもあります。時間に余裕を持って資格を受けるのが一番ですね。次の情報系の資格は応用情報技術者試験を取ろうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました_(._.)_